社会人3年目になりました
社会人も3年目となりこなれてきた気もする今この頃の私です。
ここ最近のお金のトピックとして、生命保険の話をしたいと思います。
終身保険に加入しました
生命保険と聞くとやっぱり胡散臭いイメージが付きまといます。付きまとわない?
この理由として戦後の日本で未亡人の雇用先として保険営業が斡旋されたという歴史的背景があるらしい。
彼女らはインテリでも保険のことに詳しいわけでもないので、基本的に知り合いを伝手にこんな営業をします。
「あなたも社会人になったんだし、将来心配でしょ?生命保険入っておかない?」
で、内容もよくわからないまま毎月1万円とか払うわけです。
実際、内容もわからず生命保険に加入している人は結構多いらしい。だからテレビCMとかで「保険見直しませんか?」みたいなこと言ってるわけです。
毎月そこそこな金額を支払っているというのに内容を理解していないのですから、そりゃそうです。
ここで生命保険のパターンを3パターン紹介しましょう。
1. 掛け捨て型
毎月いくらとかを払っておいて、死んだらお金が出る奴。
悪く言えば自分の命かけたギャンブル。掛け捨てなんて無駄じゃんと思うかもしれないけど、悪いことばかりではない。
自分の子供が大学行くまでに自分が亡くなったり働けなくなったときのリスクに備えるといった、目的に合った有限の期間をリスクヘッジするには少ない金額で大きな補償を構えることができるのでアドバンテージが取れる。
逆に目的に合っていないと、10年ごとの更新で毎回契約の見直しが入り、保険料が年々上がっていって解約してしまうみたいなことが良く起きる。
2. 養老保険
養老保険は資産形成を考えた生命保険です. 死亡保険金と満期保険金が同額で,期間内に死んでても生きていてもお金がもらえます. 保険料は割高ですが(10,000円/月くらいから),金利がついて貯蓄ができ,保険料控除で節税出来るのでかなり優秀です. 毎月定額が引き出されるので,銀行預金にあったら使ってしまう人とかにもお勧めです. 満期は10年くらいからあるので,「60歳まで支払う」みたいなものがイメージつかなくても,40歳くらいのお金が必要になりそうなときにまとまったお金が手に入るのは魅力的だと思います.
固定の期間をとりあえず塩漬けにするならお得。
3. 終身保険
終身保険は生涯にわたって、補償される貯蓄型生命保険。死亡保険金と満期保険金は大体同額なのは養老保険と同じです。ただ、こちらは払い込み期間が定年まで長いのが特徴。保険金の受け取り方は年金みたいに受け取ったり、部分的に受け取ったり、全部を一度に受け取ったりと様々。 大体総払い込み金額の2倍くらいの補償がもてる感じ。
今回僕が契約したのはこれ。
目的が無い限り生命保険は貯蓄型に入れ・そして絶対解約するな
今日ここの章だけ覚えて帰ってください。
世に出回っている生命保険は掛け捨てと終身保険の組み合わせみたいのが結構多い。で、5000万受け取れると思ってたけどそれは掛け捨ての方で、掛け捨ての保険期間中に死亡しなかったので、受け取れたのは終身保険分の少額、みたいなことが起きる。
ホントに当たり前だけど、どれくらい払って、いつどれくらいもらえるのかは把握しましょうね……。
生命保険は見直した時点で負け
1発勝負。一番最初に一番いい奴に入れっていうのが一番生命保険の難しいところです。
保険見直しませんか?はもうその時点で保険会社の思う壺なわけです。
貯蓄型の保険は解約すると解約返戻金というのがもらえます。
ですが、これは一般的*1に満期までは払い込みの金額より低いです。
貯蓄で増やすつもりで払ってたのに、減ってるなんて馬鹿らしい。
ので解約はしちゃダメです。 問題なく払える金額だけを生命保険に充てましょう。
生命保険のワザップ!
ちなみに生命保険を解約せず、保険金を払わないでしのぐ方法が2つあります。
- 解約返戻金はいつでも使える
契約者貸し付けという制度があって*2、解約返戻金の一定割合のお金を借りることができます。 そこから保険金を支払うことができます。*3 一時的にお金が無くて保険料の支払いが難しいときに便利。もちろん保険料に使わなくてもお金が必要なときにも使える。
え、じゃあ保険料が厳しいからって解約して別の安い生命保険契約してたのってなんだったの……
- 払い済みにしちゃう
終身保険を途中でやめるんだけど、補償はそのまま一生続く。補償額は少なくなるけど損はしない。
終身保険に払い続けるより他のものに投資した方がいいなとかなったらこれで乗り換えることはできる。
終わりに
僕はあんまり自分でお金がしゃがしゃ動かすの好きじゃないので着実に増やしてくれる保険は結構好き。
自分で動かしたり大きくリターンが欲しい人には向いてないけど。
死なないのに今なんで生命保険なんて契約するの?っていうのは結構言われるんだけど、
死なないって分かってるうちに入っておくほうが得だから
保険会社も商売なんで、もう絶対死ぬだろって人に対しては生命保険売れない。*4 同じ補償額を持つのであれば、契約するのが早ければ早いほど総払い込み金額は少ないので、いつか検討するなら今検討した方が安いわけです。 もちろん生活を圧迫したら元も子もないのでご利用は計画的に。
他にも働けなくなったときに保険料払い込み免除特約がついたりもあるので、健康なうちにね。*5
間違ってたり、質問あったりしたら直接問い合わせくだされ。